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一般社団法人 学術資源リポジトリ協議会
 
お知らせ
123
2022/09/15

地域民具資料の保存活用に関する研究会・ワークショップを開催します

| by Masaharu HAYASHI

市民と協働した地域民具資料の保存活用に関する研究会・ワークショップを開催します。ご関心の方はぜひご参加ください。

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地域民具情報の保存と活用に向けたワークショップ~多様な関係者の協力を得るための試行


(2022年度国立情報学研究所共同研究「地域資料の早期公開と戦略的選別に資する横断的共有による逐次キュレーションモデルの検討」)


 学術資源リポジトリ協議会(RepoN)は、地域に残る民具資料の多様な保存・活用に向けて、当該地域の資料管理者や地域住民、隣接あるいは遠隔地域の知識保有者や研究者、その他関係者等と資料情報を共有・開発するための仕組み作りを行う必要性を認識し議論を行ってきた。そこで今回は、地域内外の様々な資料ステークホルダーが参加可能なハイブリッドイベントを試験的に北海道士別市において実施する。本イベントを通し、多様なステークホルダーを巻き込むことでいかなる資料情報が採取可能であるか、研究や展示等に活用するためのいかなる資料情報が得られるかを検討し、それらを共有・開発するためのプラットフォーム要件を見出す事を目的とする。


◆時期 9月30日(金)~10月1日(土)

◆場所 9月30日:士別市立博物館(北海道士別市西士別町2554)

10月1日:士別市民文化センター(北海道士別市市東6条4丁目)とオンラインのハイブリッド

zoomリンク
https://us06web.zoom.us/j/83809592470?pwd=SVJTUzRQNXlnOFZ1alFxSEVhS2ZEdz09

ミーティングID: 838 0959 2470

パスコード: 245267


◆主催 学術資源リポジトリ協議会,士別市立博物館,合同会社AMANE

◆協力 2022NII共同研究,科研費(20H01382, 22K18485, 21K01073) 


◆概要

1日目(9月30日)

   士別市立博物館のボランティアや郷土研究会、その他参加者と共に、博物館収蔵の民具資料 

    のデータ収集・まとめ(写真撮影,簡易の資料情報採取,ウェブへのアップ等)を行う。

2日目(10月1日)現地とオンラインのハイブリッド

午前 10:30 - 11:30 [研究会]

内容:1日目の実践報告+企画の趣旨・課題等の共有・議論

午後 13:00 - 15:30[市民も参加するワークショップ] 

内容:博物館収蔵の民具資料(1日目に扱ったもの)について、参加者間で付加情報やコメント、あるいはリクエスト情報などを自由に共有し付与する。


問い合わせ先

   info at repon.org(学術資源リポジトリ協議会)

20:24 | お知らせ
2022/04/21

REPONサロン第2回座談会

| by Masaharu HAYASHI

2Reponサロンは、「市民、企業、サイエンス」というタイトルでRepon理事の福島氏に話題提供いただきました。氏はIT企業を経営しつつ、国・自治体のIT普及やアドバイザー、またシビックテック法人の運営に携わられています。これらの活動は「市民中心の社会構築のためのテクノロジー」を軸としており、Reponが関係する未活用学術資源への関心も同一軸上にあるとのこと。サロンでは、福島氏がこれまでに開発された観光、救急医療、防災関連のアプリなどの紹介の後、市民や企業が行う学術活動として、ウィキペディアタウン、オープンストリートマップ、Code for Kanazawaなどのシビックテックの取り組みをあげて、コミュニティや組織の運営実態や関与者の動機についての分析を交えつつお話しいただきました。各活動を牽引するメンバーに対しての権限付与や活動(量)の可視化が、モチベーション維持に好影響を与えていることがコミュニティ運営の具体的なノウハウとして示されました。さらにサロン後半では、多様性、インフラとして考える(コンテンツや成果物のみを目標に置かないということでしょうか)、コミュニティが大切、自分ごとにすること、の4点がシビックテックに絶対必要なこととして示されました。「自分ごとにすること」の考え方の例として、単に活動を楽しむだけでなく、ペイフォワードや自分が解決したい自分情熱課題などの考え方があるとのこと。Reponでも持続的活動のために、シビックテックの基本的かつ本質的な考え方、あるいはその設定の仕方を活動全体の参考にしつつ、Repon参加者にどのように自分ごととして考えていただくかを各企画レベルにおいても織り込んでいくことが必要だと感じました。最後にシカゴの社会課題に取り組むエコシステムの事例(行政と企業、そして市民参画のハブになる非営利組織スマートシカゴ)について紹介いただきました。活動領域は異なりますが、Reponも学術資源に関するエコシステムの中で機能するよう、広い視点で考えていく必要があります。(山下俊介)


18:37
2021/11/18

REPONサロン第1回座談会

| by Masaharu HAYASHI
 去る10月5日、REPONサロン第1回座談会が開催されました。記念すべき、話題提供者は士別市立博物館・学芸員の中村圭佑さん。北海道士別市における立博物館における資料管理の現状と課題についてご報告頂き、RePoNに対する期待についてもお伺いしました。まず驚いたのが収蔵庫の問題、市内の閉校した学校を利用して、それが5箇所もあるということでした。また、近現代資料はまだ研究が進んでおらず、資料価値を見出すことも困難というのも興味深く思いました。資料の価値を知るには、その資料が何であるかを明らかにしなくてはならず、保管しながら調査をすすめる必要があるのですが、そのためのリソースがなかなか割けない苦しさもあり、貴重な資料が廃棄されてしまっている現状もあるとのこと。民具資料は場所もとるとのことなので、保管とのバランスが難しいのだなとも思いました。その他で、私が興味をもったのは、道内学芸員のMLによる互助ネットワークの存在です。資料についての不明点をMLに投稿することで、不明な資料について質問したり、相談したりすることができるそうです。多様な知識が要求される中で、相互に知識を補いながら、仕事をされているそうです。REPONとして、どう支援していけるのかを考えながら、議論がすすみ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。こうした取り組みを続けながら、REPONの再生について考えていきたいと思います。(林正治)

講演の様子
20:07 | 報告事項
2018/06/11

勉強会〜partⅢ〜のご案内

| by Misato HORII
近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に悩む実務者たちの勉強会〜partⅢ〜

前回に引き続き、近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に関する勉強会を開催します。

日時:2018年6月26日(火)18:00-20:00
場所:国立情報学研究所(東京都千代田区一ツ橋2丁目1−2)21階本部室
テーマ:近現代の移民資料の民間団体アーカイブズ

参加申し込み:info@repon.org へメール または、Fecebookページから

趣旨:
 前回の勉強会では、歴史資料を保存・調査研究し、利用に供する施設である文書館で働く方々から、自治体・大学それぞれの組織における文書のアーカイブズやデジタル化、さらにその利用について、現状や問題点が報告されました。 
 第3回目となる今回は、近現代の移民資料の民間団体アーカイブズをテーマとして取り上げます。近現代に特徴的な歴史的現象のひとつとして、海外への日本人移住者の増加がありますが、こうした移民に関する資料の所在は、国内にとどまりません。また、移民政策には政府だけではなく様々な民間団体も関わっており、資料が伝来する機関・組織も多様な形態を持っています。話題提供者の方からは、こうした現状・実態について紹介して頂く予定です。関心のある皆様に、ぜひご参加いただければ幸いです。

対象:歴史資料の整理・調査・研究に関わる実務者・研究者

話題提供:
◯青木祐一氏(株式会社ワンビシアーカイブズ)

*その他 話したい人、現在募集中です。

主催:一般社団法人学術資源リポジトリ協議会  共催:合同会社AMANE


07:22 | お知らせ
2018/04/22

JOSS2018開催のお知らせ(追加情報あり)

| by H.HORII
【追加情報3】
 「みんなで考えるオープンサイエンスの図」JPEG版を公開しました。

みんなで考えるオープンサイエンスの図JPEG版


【追加情報2】 
 本セッションをGoogleハングアウトを利用して、動画配信・参加を行います。googleアカウントをお持ちの方は、セッション開始時間(6月19日14:15~15:45)になりましたら、以下のリンクからお入りください。なお、ハウリング防止のため、発言をしない場合はマイクをOFFにしてください。

 B5「企業・NPOが参加するオープンサイエンスのこれまでとこれから」動画配信
【追加情報1】  本協議会主催セッションB5「企業・NPOが参加するオープンサイエンスのこれまでとこれから」(6月19日14:15~15:45 特別会議室(1F))が開催されます。 座長:
堀井 洋(学術資源リポジトリ協議会 代表理事・合同会社AMANE 代表社員)
登壇者:
福島健一郎(学術資源リポジトリ協議会 理事・アイパブリッシング株式会社) 岩下智洋(有限会社ホワイトラビット) 天野絵里子(京都大学) 阿児雄之(合同会社AMANE)
内容:
各々の活動内容・組織構成・行動原理が大きく異なる企業やNPOが、互いにどのように連携・協力し、持続的にオープンサイエンスの推進を実現していくべきかについての議論は未成熟である。本セッションでは、企業やNPOにおける研究データ利活用の事例を紹介するとともに、収益性・事業性・社会貢献の観点から、オープンサイエンスに多様な組織が参加し果たすべき役割について議論する。
--------------------------------------------------------------------------------------- オープンサイエンスに関わる全てのステークホルダーが参加する情報共有の場として「Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018)」を開催します。 【詳細情報】https://joss.rcos.nii.ac.jp/ 【日時】6月18日(月)、19日(火)10時00分~18時00分   【場所】学術総合センター 一橋講堂? 他 (東京都千代田区一ツ橋2-1-2) 【主催】国立情報学研究所 科学技術振興機構 物質・材料研究機構 科学技術・学術政策研究所      情報通信研究機構 学術資源リポジトリ協議会 【申込】https://joss2018.peatix.com/ (事前申し込み要・入場無料)


21:38 | お知らせ
2017/11/09

勉強会 〜partⅡ〜 開催のお知らせ

| by H.HORII
近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に悩む実務者たちの勉強会〜partⅡ〜
 
前回に引き続き、近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に関する勉強会を開催します。

日時:2017年12月5日(火)15:00-17:00
場所:国立情報学研究所(東京都千代田区一ツ橋2丁目1−2)2001B実習室2

参加申し込み:info@repon.org へメール または、Fecebookページから

趣旨:
 前回の勉強会では、文献・写真原版・映像など多様な近現代史資料について、今まさに現場で整理や保存、アーカイブ化、公開、活用に携わっている実務者・研究者の方々から、直面する様々な問題に対し、抱えている悩みや疑問、意見や提案が報告されました。これを受けて、参加者からは、同様の悩みや具体的な方法に関する質問、新しい提案などがあり、率直かつ活発な意見交換が行われました。  
 第2回目となる今回は、こうした近現代史資料を含む歴史資料を保存・調査研究し、利用に供する施設である文書館で働く方々を、話題提供者としてお迎えします。ご報告では、日々、公文書を中心とする歴史資料を取り扱うなかで、どのような悩みや問題を抱えているのか、実際の業務内容の紹介とあわせてお話ししていただく予定です。また、近年ますます盛んなオープンデータ推進の動きの中で、文書館という組織が、デジタル化・公開にどのように向き合っているのか、現状や課題についても、率直に意見交換したいと考えております。同様の現場や立場でお悩みの皆様、オープンデータに関心のある皆様に、ぜひご参加いただければ幸いです。

対象:歴史資料の整理・調査・研究に関わる実務者・研究者

話題提供:
◯福井県文書館  柳沢芙美子氏
◯東北大学史料館 加藤諭氏

*その他 話したい人、現在募集中です。

主催:一般社団法人学術資源リポジトリ協議会  共催:合同会社AMANE
20:24 | お知らせ
2017/09/12

近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に悩む実務者たちの勉強会

| by H.HORII
 以下の通り、近現代史資料の整理・保存・アーカイブ化に関する勉強会を開催します。

日時:2017年10月4日(水)15:00-18:00 
場所:国立情報学研究所(東京都千代田区一ツ橋2丁目1−2) 1901会議室

参加申し込み:info@repon.org へメール または、Fecebookページから

趣旨:
 近現代に生成された資料は、それまでの近世社会で作られた資料と異なり、種類・量ともに極めて豊富に現存している。これらの資料は、明治期以降の激しく変動する政治・社会の中で、さまざまな人々の暮らしや仕事、文化的な営みの過程で生み出された、人類の変化の指標となる、貴重な文化遺産である。
 しかし、これらの資料は、その内容・質・現存する形態が、あまりにも多種多様かつ膨大であることから、取り扱いに多くの困難を抱えているのが現状である。
 そこで、この度、こうした近現代社会で生み出された様々な資料(以後、近現代史資料と総称)を理解し、それらを整理、情報化する方法、現在社会への活用、未来への継承について議論し、情報・知識を共有する勉強会を開催する。

対象:近現代史資料の整理・調査・研究に関わる実務者・研究者

話題提供:

◯文献資料について: 合同会社AMANE 堀井美里
◯写真資料について: 公益社団法人日本写真家協会 日本写真保存センター 中川裕美
◯映像資料について: 北海道大学総合博物館 山下俊介

*その他 話したい人、現在募集中です。

主催:一般社団法人学術資源リポジトリ協議会
共催:合同会社AMANE


10:56 | お知らせ
2017/08/21

一般会員入会のご案内

| by Misato HORII
 この度、当協議会では、一般会員の方の入会お申し込みの受付をはじめました。
 会員となっていただきますと、セミナー等におけるリポジトリ関連の最新情報の入手、WEKO の運用に関する知識の入手など、主に当協議会から提供する情報・知識を入手することができます。
 ご興味のある方は、ぜひ下記の「ご入会お申し込みフォーム」からお申し込みください!

「ご入会お申し込みフォーム」へ

09:22
2017/07/29

第1回Re*poN夜セミナー

| by H.HORII
学術資源リポジトリ協議会では、今年度から夜セミナーを定期的に開催することになりました。博物資料・歴史資料・科学データなど文献・非文献問わず学術資源のリポジトリ化について、じっくりかつ気軽に議論できる場を作りたいと考えています。本セミナーは、偶数月の第1木曜日夜19時から開催し、学術資料の保存や公開・活用などに興味がある方であれば、どなたでも参加できます。参加は方法は、会場での直接参加、またはGoogleハングアウトでの接続のどちらかです。みなさまのご参加をお待ちしております。

 第1回Re*poN夜セミナー
 話題:「当協議会の現状と、今後の会員募集・機関連携について」
〜集まってきた学術資料情報を今後どのように持続的に公開・利用していくのか?〜

 日時:2017年8月3日木曜日 19時〜20時
 
 参加方法:国立情報学研究所 (東京都千代田区一ツ橋2-1-2)への集合または、以下のGoogleハングアウトに接続してください。

https://hangouts.google.com/hangouts/_/amane-project.jp/repon-20170803

 参加申し込み:info@repon.orgまでメールまたは、Facebookページへメッセージをお願いします。


19:30 | お知らせ
2017/06/22

第20回大学博物館等協議会・第12回博物科学会

| by Yoshihiro TAKATA

第20回大学博物館等協議会・第12回博物科学会


 第20回大学博物館等協議会・第12回博物科学会のポスターセッションにおいて、以下の発表を行います。ご興味のある方はお声がけください。

→大学博物館等協議会・博物科学会のWebページ


研究プロジェクトを学術資源群と捉えたサブジェクトリポジトリ化の試み ~岡山天体物理観測所における現代天文学黎明期研究資料のリポジトリ構築~

高田 良宏, 根本 しおみ, 堀井 洋, 堀井 美里, 飯野 孝浩, 戸田 博之, 栁澤 顕史, 中桐 正夫, 加藤 賢一

会期:2017年6月22日(木)~23日(金)
会場:山形大学・小白川キャンパス



 


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